2021-02-26 第204回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第2号
また、今回の水位低下でございますけれども、地震の発生によりまして格納容器の状況に何らか変化が生じて水位の低下に至ったというふうに理解しておりますが、今回、地震後に発生しました状況としましては、冷却水の注水機能に異常はなく、燃料デブリの冷却も継続でき、水素濃度にも異常はないため安全性には問題が生じていないこと、また、原子炉建屋からの放射線量の有意な変化がないなど外部への影響は生じていないことなどは確認
また、今回の水位低下でございますけれども、地震の発生によりまして格納容器の状況に何らか変化が生じて水位の低下に至ったというふうに理解しておりますが、今回、地震後に発生しました状況としましては、冷却水の注水機能に異常はなく、燃料デブリの冷却も継続でき、水素濃度にも異常はないため安全性には問題が生じていないこと、また、原子炉建屋からの放射線量の有意な変化がないなど外部への影響は生じていないことなどは確認
水素濃度を二%以下に抑えるので発火現象は起きませんという説明だったんですけれども、福島の事故でも明らかになったのは、ヒューマンエラーであるとか自然の脅威であるとか、やはり人間の想定をしていないところで事故は起きるんですね。これはやはり福島から得られた知見だと思います。「もんじゅ」でも、これまでやはりヒューマンエラーによる事故というのはたびたび起こっております。
例えば、何か異常がありましたら、設備に安全装置というものがございまして、例えばこれは、ナトリウムを洗浄していきますと水素等が発生しますので、その水素濃度を監視しながら進めていく。そういった、いわゆるインターロックというものがありまして、安全に作業を進めるような、そういう設備になってございます。
規制委員会にお聞きしたいんですけれども、これは起きると大変なんですが、規制基準の中では、あるいはその内規である審査ガイドでは水素爆轟の防止を求めていらっしゃいますけれども、そのために格納容器の水素濃度をどの程度にすべきだと定めていらっしゃいますか。
○田中政府特別補佐人 水素発生量の評価についてお尋ねですけれども、水素発生量の評価については、審査ガイドに即して、原子炉圧力容器内の全ジルコニウム量の七五%が水と反応する際の発生水素量に、その後、圧力容器が抜けて仮に溶けた燃料が格納容器の方に落ちたときに起こりますMCCI、それによって水素の発生が起こりますので、そういったことを考慮しても、水素濃度が基準で定めた爆轟条件、一三ボリューム%ですが、これを
新規制基準におきましては、原子炉格納容器が破損する可能性のある、今先生御指摘の水素爆轟の防止に係る判断基準として、ちょっと専門的な言い方で恐縮でございますけれども、原子炉格納容器内の水素濃度がドライ条件に換算して一三ボリューム%以下、または酸素濃度が五ボリューム%以下であることというふうにしてございます。
つまり、爆轟が起きる水素濃度一三%を下回っているというふうなことを言うんだけれども、それでもぎりぎりなんですね。 九電が使っているコードの不確実性を考えたら、例えば玄海にしたって、一三%を超えることもあったら、そうしたら爆轟が起きないとは限らない。
この資料に出ている、水素濃度を解析するGOTHICコードというのを用いて九州電力が解析した結果によりますと、水素濃度のピークに至るまで約三時間ということになっていて、したがって、川内原発の再結合装置による水素の処理量というのは、一・二キログラム掛ける五つの装置掛ける三時間ということで、約十八キログラムというふうになると思うんですけれども、川内原発の水素発生重量自身が、私が計算しますと約六百六十キロなので
その当時は、実は、一号機の水素濃度が再度上がって、水素爆発の危険性があると言われた状況でした。これはその後、国会事故調でも明らかになりましたが、当時の原子力委員会近藤委員長のもとでつくられた近藤シナリオ、最悪のシナリオと呼ばれているものです、そのシナリオに基づいての避難、あるいは被害の甚大さというものを想定した準備も必要でした。
水素爆発のために、水素濃度を低減させる静的触媒式水素再結合装置をつけているもの、あるいは水素ベント装置を設置して、常時、水素爆発対策をとっている原発というのが国内の原発の中でありますか。
また、同じく同報告書によれば、その後、硫化水素濃度は低減する傾向にあり、ガス抜き管における活性炭吸着などによります無害化処理前の硫化水素は〇・三から八〇ppm前後であり、無害化処理後は〇ppmであることが確認されたという記述も宮城県の報告書に盛り込まれておりまして、二八〇〇〇ppmという高濃度はその当時の濃度であり、その後は確実に硫化水素濃度が下がっているというふうに認識しております。
○西尾政府参考人 揮発性有機化合物、全体のVOCというものの測定に関しましては、平成九年度から沖縄県では那覇市内で、大気汚染常時監視の一環として、これは非メタン炭化水素濃度の連続測定ということで行っております。その濃度は、平成九年度以降、減少傾向にありまして、平成十四年度は〇・二七ppmCという数字なんですが、全国の主要都市と比べて同じようなレベルだと思っています。
そして、もしそういった容器がふたをされていて、ふたをあけたときに、その容器の周辺で大体百ppmから、ちょっと信じがたいですけれども、三万六千ppmという硫化水素濃度が生じるということが一つの実験のデータとして出されている。この三万六千ppmとか百ppmというのは、もう完全に命を失うような濃度であります。
○牧野国務大臣 廃棄物処理場における硫化水素中毒につきましては、従来から、労働安全衛生法に基づく酸素欠乏症等防止規則によりまして、作業場所の酸素及び硫化水素濃度の測定、作業場所の換気、作業者に空気呼吸器等を着用させること、法定の資格を有する作業主任者の選任及び作業の指揮、作業者に対する特別教育の実施等の措置を事業者に義務づけているところであります。
○政府参考人(岡澤和好君) 御指摘の事故がございましたのは十月六日でございますけれども、その翌日の十月七日に福岡県が行った調査の結果によりますと、汚水ピット、先生が井戸とおっしゃったところでございますが、深さ五メートルの井戸がございまして、その中での硫化水素濃度は最大で八百七十ppmであったというふうに聞いております。
摂南大学の宮田教授の著書によると、全米各地の各種焼却炉について、排ガス出口の塩化水素濃度、塩素の濃度の指標になっているのですが、これと廃棄物中のダイオキシンの濃度との関係を若干調べておられますが、やはり塩素量が多いとダイオキシン濃度も高くなる、こういう関係が明確に出ております。かなり濃度が高く、百倍、千倍という単位で測定しておられます。
米国における審査の詳細につきましては把握してございませんが、沃素及び水素濃度を用いて遮へい計算を実施している模様でございます。 三つ目の御質問でございますが、昨年十月、六ケ所村に搬入されました使用済み燃料の実際の線量当量率の値は二つございます。
その結果、密度、水素濃度は問題なかったわけでありますが、炭化硼素濃度につきましては六キットが仕様値を下回っていたということでございます。したがって、その仕様値そのものを下回っていたことについては極めて遺憾ではございますが、解析入力値はこれを満足いたしておりました。
製造過程でふぐあいが生じた場合、例えば、今回の場合でいえば、硼素濃度、水素濃度が基準値を満たしていなかったということがわかった。これは一つのふぐあいがわかったということだと思うのですけれども、そういうふぐあいが生じたときの処理の手続ということについては、何か取り決めがあったのでしょうか。
○間宮政府委員 調査検討委員会で御議論いただきました中で、今先生おっしゃったような部分に関して出てきておりますのは、レジンの密度、硼素濃度、水素濃度、いわゆる材料仕様値に関しまして、関係事業者間の契約等の上では形式的に伝達はされておりましたが、法令に定められた線量当量率との関係を含めて、その数値の意味と重要性についての理解が関係事業者において十分徹底されていなかったと見られております。
○間宮政府委員 審査に当たりましては、事業者が法令を守るべくみずから設定してきております材料仕様値が実際の材料で満たされているかどうかという審査を行うわけでございますが、今回の場合、いわゆるレジンの密度、それと硼素濃度、水素濃度について材料仕様値が設定されてございますので、この結果につきまして、材料証明書というものの提示を受けまして、これらの値が材料仕様値を満たしているということを確認することによって
前回も私は質問に立たせてもらっていろいろ私の疑問点を申し述べさせていただいたのですが、前回も言ったのですけれども、私はまだよく腑に落ちない、納得できないところがありますのは、密度それから硼素濃度、水素濃度の設定値がございます。
今、ナトリウム漏えい燃焼実験におきます観察結果についてのお尋ねでございますけれども、この実験の間じゅう、装置内の水素濃度は観察を続けてございました。実験中には、ほぼ二〇〇ppm、〇・〇二%程度で推移してございましたけれども、実験を開始しまして約三時間と二十分ほどたった段階では、一七〇〇ppm、すなわち〇・一七%まで上昇していることを確認してございました。
そういうことで、そのような場所で作業をするときには、酸素濃度あるいは硫化水素濃度の測定、それから必要な保護具の使用、それから換気というようなことで規制をしておりまして、そこには作業主任者の資格を有する者を配置して中毒の防止を図るというようにしております。
御案内のように、廃棄物焼却炉の煙突から出て着地する段階においてどのぐらいの濃度になるかといったような要素も踏まえて、専門家によって御判断をいただいたものでございまして、そういうような状況で大気環境中の塩化水素濃度がどういう状況にあるかということについては、一般環境について私どもデータによって判断をいたしているわけでございますが、現在の段階では、今後とも一般環境中の濃度の監視をするというようなことを通
さらに気象条件等もかかわりまして光化学スモッグというのができ、オキシダント濃度が高まる、ここまではわかっておるわけでございますが、これを現実の地理的な条件等に当てはめてみますと、なかなか解明し切らないというようなことでございまして、先生のお尋ねはどのような窒素酸化物濃度のときに光化学スモッグが起こるかというお尋ねでございますが、この辺につきましても、まだ確定的に、どのくらいの窒素酸化物濃度と炭化水素濃度